エベっさんの笑顔からも、品の良さがにじみ出ている日本の古き良きビール。

HOME » BEER » JAPAN » エベっさんの笑顔からも、品の良さがにじみ出ている日本の古き良きビール。

1890年に誕生した本格的なドイツビール

品のあるゴールドと
エベっさんの笑顔についつい惹かれてしまう。

ドイツから設備や技師をよんで開発した
本格的なビール。開発から4年後の1894年には
”黒ビール”も発売されました。
売れに売れて施設も大きくなり、
当時のブリュワリーの面積は3万坪オーバー。
なのでレールを敷いて貨物専用の駅をつくりました。
人口も増えたので渋谷寄りの地点に
”恵比寿駅”をつくったそうです。
それから22年後の1928年に
”恵比寿”が地名にもなりました。

なぜ、恵比寿ビールという名前にしたのか。
当初は大黒天からとろうとしてたのですが、
横浜に”大黒ビール”があったため
”エビス”を採用したとのこと。
少し調べてみると二柱とも七福神のひとりですが、
大黒さんはインド出身、エベっさんは日本生まれ。
結果、日本を象徴する名前になったという感じですね。

Yから始まる“YEBISU”の表記は、
16世紀に日本語を初めてローマ字表記した
ポルトガルの宣教師が、
当時の日本人の発音を聞いて”エ”を”YE”と表記。
江戸の終わり頃から”エ”は”E”と
表記するようになったのに対して、
外国人は”YE”と表記したため
日本人は”YE”と表記するのか思ったようです。
円を”YEN”と表記するのと同様に
“YEBISU”と表記したようです。

一昔前「エビスビールあります」のポスターを見て、
お店で頼んでからトリコになった人は少なくないはず。
正月、誕生日、ひと段落した時、特別な時に飲むのが
私にとってのささやかな贅沢。
今日は仕事が落ち着いたのでエビスビールいただきます。

THE 日本のビールという堂々としたボトル

今日は中瓶500ml。
大瓶をそのまま小さくしたようなボトルで、
なで肩のショルダーに”BEER”の文字が4つ。
一周取り囲んで浮き出ています。
この茶色の瓶は、なんの違和感もなく
ゴールドのラベルを際立たせています。

ボトルキャップは2色刷り

王冠は、それ自体がきれいなシャンパンゴールド。
黒で文字と”YEBISU”のロゴの立体部分を表現。

”YEBISU”の文字は少しきなりのやわらかい白。
白すぎない白が品の良さを感じます。

メインラベルはエベっさんの帽子型?

ラベルの形は、角の丸い縦長5角形で
底面が少しなだらか。
おそらくエベっさんの帽子の形を
模しているのかなと思われます。

ラベルの素材はシルバーのシール。
その上に黄、クリーム、濃い茶、薄い茶、赤の5色です。
エベっさんの服の腕の部分のシマシマと鯛の腹、
帽子のハイライトに、地のシルバーを使って
白さや光を表現しています。
5つの色を使って絶妙なバランスでデザインされています。

鯛の腹はシルバーで質感を表現
帽子のハイライトもシルバーで表現

ご存知の方も多いと思いますが、
瓶ビール限定で、エベっさんが背負っている魚籠に
もう1匹鯛が入っているレアラベルもあります。
それが数百本に1本という。当たる気がしないですね。

縁起のいいエビスビール

ほどよい苦味とほのかな甘味、
調和の取れたラベルデザイン、
遊び心もわすれてない、
品の良い最高の日本のビールです。

ちなみに、毎年2月25日は”ヱビスの日”です。

YEBISU BEER IS …

  1. 5%
  2. 日本
  3. 500ml
  4. 麦芽、ホップ
  5. ドルトムンダー
  6. グラスに注いで

1 アルコール度数、2 原産国、3 容量
4 原材料、5 スタイル、6 飲み方

ブランドサイト
YEBISU